XII: The Hanged Man

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【攻略】NPC戦

以前、領地の取り方の話をしました。結論としては、「高ランクの土地を、できる限り早く取る」というのがこのゲームの基本。

そうなると、気になるのは、どのくらいの戦力を整えれば高ランクの土地が取れるのか。

カードの強さ ≒ 初期ステータス×使い魔数

その前に、カードの強さの計算方法について。

カードを強くする方法は2つあります。合成でカード自体を強化する方法と、使い魔を付ける方法。合成による強化上限は30倍、使い魔による補正は300倍になるので、ほぼ「使い魔が全て」になります。

ちなみに、ここでは以下のような用語を使おうかと思います。

  • 初期値: カードの、引き立て直後のステータスの値。
  • 基本値: 使い魔0の状態のステータス値。合成での強化分。
  • 補正値: 使い魔を付けた状態のステータス値。

基本値も補正値も、上限は初期値によって決まるので、初期値の弱いカードは育てても弱いです。

合成

カード合成で強化には限界(カンスト)があります。つまり、基本値には上限が設けられています。

で、基本値上限は、初期値によって、以下のような倍率で決まります。

  • HP、攻撃力、素早さ: 初期値の30倍
  • MP: 初期値の10倍
  • 移動力: 初期値の1.5倍
  • 破壊力: 初期値の2倍

(バランス調整が入る可能性もあります。実際、MP上限は昔は5倍でした。)

Cカードは割かしカンストさせやすくて、同カード合成を繰り返せば合成100~120回程度でカンストします。

SRとかURのカンストは大変で、もしCやUCカードを餌にするのであれば、250~300回の合成が必要になります。

使い魔

使い魔を付けることによって、HP、攻撃力、破壊力が上昇します。いずれも、使い魔数1につき、初期値の3%ずつ上昇します。

使い魔の上限は今のところ9999体なので、最大で29997%(約300倍)になります。合成での基本値の上昇も足せば、補正値の上限は初期値の330倍。

また、基本値が30倍まで伸びるということは、基本値がカンスト状態だと、使い魔1000体分くらい上乗せされてるのと同等になります。

合成のポイント

ということで、戦力はほぼ、使い魔で決まります。

だたし、合成でしか上がらないのがMP、素早さ、移動力。

MPは重要です。攻撃スキルはかなり強いので、これを何発撃てるかによって、かなり戦力が変わります。最低でも4・5発撃てる状態までは育てましょう。

一方、素早さは、先制を取れるかどうかだけに関係します(どうも、命中率とかには影響してなさそう)。で、NPCはそんなに素早くないので、全然気にする必要なし。MPの方を育てるために合成していれば、ほぼ先制とれるはず。

通常の土地と、冥王軍砦

NPCの強さは、通常の土地と冥王軍砦で勝手が変わります。

通常の土地は、出兵元からの距離に比例して使い魔が増えます。基本値自体はそこまで強くないカードが出てきます。今回説明するのはこちら。詳細は次節から。

冥王軍砦(要塞、城も)は、基本値が異常に強いカードが、使い魔0の状態で出てきます。どんなに遠くから攻めても、強さが変わりません。砦攻めはまた回を改めて説明しようかと思います。

NPCの強さ

通常の土地に出てくるNPCは、基本値はそんなに高くありません。なので、使い魔数を見れば、ほぼ戦力を見積もれます。

距離と使い魔数の関係

使い魔数はランクごとに決まっていて、距離0換算の基本値は以下の数になります。で、距離1につき、使い魔5%増加です。

  1. 15
  2. 50
  3. 115
  4. 650
  5. 1000
  6. 2000
  7. 3000
  8. 4000
  9. 5000

この数字(基本値も増加率も)はバランス調整が入る可能性があります。実際、ゲーム開始当初はランク3が100、ランク4が500くらいだったはず。あと、ブ○三などとの類推で言うと、2ゲーム目以降はたぶん、NPCの使い魔数増える。

距離1につき5%なので、例えば、20マス離れると2倍(100%アップ)。20マス先のランク9の土地の使い魔数は1万になります。

ななめは、普通にユークリッド距離(三平方の定理で計算するやつ。√(x2+y2))で計算します。

で、こちらの使い魔数は9999が上限なのに対して、NPCの使い魔数は際限なく増えます。ランク9だと、100マス離れると使い魔2万体超えます(勝つのはたぶん無理)。

出てくるカード

で、あとは出てくるカードがわかればNPCの強さがわかります。

これもランクごとに決まっていて、

  1. 弱めのC(ワスプやゴースト)
  2. 強めのC(コボルトやリザードマン)
  3. 強めのC(スケルトンやウルフ)
  4. 弱めのUC(ノームやマーメイド)
  5. 弱めのUC(マンティコアやタートル)
  6. 強めのUC(サラマンダー、キャンサー、ピクシー、メデューサ)
  7. 強めのUC(ミノタウロス、セイレーン、ガーゴイル、コカトリス)
  8. 弱めのR(ドラコス、氷の巨人、サキュバス、ワーライオン)
  9. 強めのR(イフリート、クラーケンサイクロプス、トロール)

ランク9の土地だけは、闇と光のカードが出てくる1段階強い土地があって、そこにはダークドラゴンかホーリードラゴンがいます。

また、見ての通り、敵としてしか出てこないカードがちらほらあります。と言っても、属性違いの同ランクの土地から、大体の強さは想像できます。(ちなみに、ドラコスとかは元々敵としてしか出てこなかったのが、後々ガチャで引けるようになったカードです。他のカードも後々追加されると思います。)

で、1ランク下と2ランク下のカードを伴った3カードの部隊が出てきます。例えば、

  • ランク9の風の土地: サイクロプスサキュバス、ガーゴイル
  • ランク8の火の土地: ドラコス、ミノタウロス、サラマンダー

ランク1の土地は1カードだけ、ランク2の土地は2カードだけの部隊が出てくるので、かなり弱いです。

必要戦力の推定(近場)

経験上、無課金でも数枚はSRが手に入ります。SRを運次第(ランク9が狙える時期になっても手に入ってない可能性ある)にしても、コスト6のRなら割と簡単に手に入ります。

一方、前述の通り、敵NPCとして出てくるカードはせいぜいコスト6のRです。無課金でも、こちらと同格、もしくは、格下。ドラゴンが出てくる闇・光のランク9土地以外なら、結構余裕。

また、こちらは武器・防具工房を立てることで、2・3割分有利になります。スキルの差もあるので、その分さらに数割有利です。

という状況下(最低でもコスト6 Rのカードを3枚を持ってて、武器・防具工房がある)だと、ランク9の土地とかでも、使い魔数1.5倍程度までは勝てると思います。

ということで、狙える距離は、以下の通り。

  • こちらの使い魔数5000×3 → 敵7500 = 距離10
  • こちら7000×3 → 敵10500 = 距離約20
  • こちらカンスト → 敵15000 = 距離40

相性が良かったり、URを持っていたり、武器・防具工房のLvが高ければもう少し伸ばせますが、それでも50~60マスが限界ではないかと。

この距離より離れた土地を取りたい場合、一度近くの低ランクの土地を取って、拠点化して宿だけ建てて、出兵し直しという手順が必要になります。

遠征

前述の通り、遠い土地を取るためには、一度低ランクの土地を取って一時拠点を作るわけですが。

この場合は、移動力の高いカードを使います(移動力が低いと、出兵に2・3日かかったりするので苦しい)。

移動専用カードには使い魔を付けて使わないので、基本戦闘力だけで戦います。となると、こちらが基本値カンストまで育ててたとしても、倒せるNPCは使い魔数せいぜい1000体くらいまで(ランク1は1体、ランク2は2体しか敵が出ないので、実際はもうちょっと多くても平気)。

逆算すると、

  • ランク1: 1300マス(マップ自体がそもそも1000×1000マスなので、実質どこでも大丈夫)
  • ランク2: 380マス
  • ランク3: 153マス

くらいが限界。

普通はランク1を狙います。やむなくランク2を狙うときは、使い魔を付けないと厳しい場合があります。