XII: The Hanged Man

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はずれ

Lord of Knightsのスキルやら特性やらのバランスの悪さはちょっとひどいと思うの。

バグでしょ?これ、仕様上のバグでしょ?

素早さアップ特性

 The はずれ。これが出たら泣け。

まず、デュエルが導入されるまで、実は素早さって一切役に立っていなかったです。NPCは、ほんの少し育てればほぼ100%先制できるので。素早さの上限値が高くても何も有利にならないし、スピードゲインとかで底上げする必要もない。

で、デュエルが出たことによって、素早さの重要性が出てきたわけですが、ここで素早さアップ特性の説明を読むと…

カードの素早さが60上昇する

つまり、固定値上昇。

パラメーターがカンストしたドラゴンとか、素の素早さが4700とかあるわけですよ。それに対して、素早さアップはLv1につき20の上昇という。誤差

なぜ割合アップにしなかった…

ちなみに、スキルの方(スピードゲインとかアップ)はちゃんと割合アップです。デュエルでは、クイックフォースとかつけるの結構有効だと思います。

アタックゲイン

 こちらは、5月25日のアップデートで修正されたんですが、それまでの3か月くらい、バグってました。

攻撃力上昇系(アタック、ストライク、アサルト、ブレイブ)のスキルは、

  • ゲイン: 常時攻撃力上昇(戦闘開始時にスキル発動して、10ターンずっと)
  • アップ: ターン開始時にランダム判定されて、20%の確率で発動、その後3ターン有効

の2種類あるわけですが、ゲームのリリースから3か月間は、ゲインがクソスキルでした。

ゲインは、使い魔をつける前の素のパラメーター(基本攻撃力)に対して倍率がかかっていました。合成強化によるカードのパラメーター上限(基本攻撃力の最大値)は、育てる前の素の状態の30倍が上限です。一方、使い魔によるパラメーター上昇(補正攻撃力)は最大で約300倍になります。

つまり、基本攻撃力に対して50%アップとかかかったところで、補正後を見ると、実質的には5%アップの効果にしかならない。弱い。

一方、アップは、5月25日アップデートまでは、表示上はバグってて、基本攻撃力に対する倍率が表示されてたんですが、表示だけ。実際の攻撃力アップの度合いは、ちゃんと補正状態からの倍率でかかっていました。

つまるところ、アップは最低でもゲインよりも10倍は強い状態だった。バランスブレイカー。知らずにゲインつけてた人可哀そうです。

バグぬきにしても

 まあ、こんなクソ仕様はさすがに5月25日に修正されたわけですが…そこは目をつむったとしても、W1のアップの上昇率がおかしすぎる。

W2~W5ではアタックアップ系スキルの効果が大幅下方修正されたのを見ての通り、ぶっちゃけ、W1の1ゲーム目の設定は狂っていました。

例えば、アタックアップLv10の上昇率は以下の通り。

  • W1: 補正攻撃力92%アップ 発動率20% 効果ターン3
  • W2~5: 補正攻撃力34.5%アップ 発動率20% 効果ターン3

見ての通り、3分の1程度のひどい下方修正。

ちなみに、20%で3ターンなので、期待値としては6割程度。最終ターンとかで発動しても意味がないので、そこを差し引いても5割程度の効果になります。

で、比較対象としてアタックゲインLv10の効果がどうなっているかというと、19.5%アップ。W1のアップはゲインの2.5倍くらい強かったというクソっぷり。W2~5くらいの設定でぴったりのはず。

ライズ

 で、5月25日のバグフィックスと同時に、今までのゲインの代替となる新スキル、ライズ系の攻撃力上昇スキルが登場しました。

ゲインが補正攻撃力上昇に変わった一方、ライズは基本攻撃力しか上昇しない、ただし、攻撃力上昇率は3倍くらい。

前述の通り、普段の、使い魔をつけての戦闘に関しては、ライズは大して役に立たないです。ただ、その後導入されたデュエルでは、使い魔なしでの戦闘になるので、逆にライズが付いてないと全然勝てないという状態に。

あとから導入されたというのがいやらしいんですよねぇ。「新スキル弱いぞ?なんだこれ?」とか思ってスルーしてたら急に新スキルの価値が跳ね上がった的な。

まあ、デュエル以外にも、使い魔なしでランク5とか6とかの土地を落とせるようになるという序盤ブーストスキルです。W1、2はもうすぐ1ゲーム目が終わって、新ゲーム開始なので、それを見越してライズを育ててた人は、当初、デュエルで猛威を振るったという。